独自の開発プロセスを用いて、
お客様が真に望まれるITシステムを提供します

弊社受託開発の大きな特徴上げると以下の3点となります。

  1. 動く画面を見ながらの、ユーザーとの共同開発

  2. テレリック社の洗練されたユーザーインターフェースを使用

  3. 少人数チームによる効率的な開発

1.動く画面を見ながらの、ユーザーとの共同開発

 弊社では業務アプリケーションの設計・開発手法としては一般的な設計~実装~テストを一連の流れの中で実施するウォーターフォール開発モデルではなく、スパイラル開発モデルに近い手法を採用しています。

 スパイラル開発モデルでは、設計と実装を繰り返しながら、ユーザーの反応を設計に反映させながら開発を進めます。ユーザーの要望に沿ったシステムを構築できるというメリットがある反面、スケジュールの管理が困難、システム要件が明確にならない状態で開発がスタートするので、見積の精度が落ちるなど、開発を請け負う側からすると、難易度の高いプロジェクトとなります。

 弊社では、スパイラル開発によるシステム導入の実績を多数保持しております。スケジュールに余裕をもって設計と実装を進め、状況に応じて要求を適切にハンドリングすることで、納期・品質を守りつつ、お客様の要望に沿ったシステムを構築することが可能です。納期・品質を確保するために、内容によっては要求の実装時期をずらす、要求自体を見直すと言った折衝も行います。

 真にお客様の為になるシステムを構築するためには、開発は発注者と受注者が対等な関係のもとで、共通の目標に向かう事が、重要なポイントと心得ております。

2.テレリック社の洗練されたユーザーインターフェースを使用

 弊社ではユーザーインターフェース開発には欠かせない、テキストコントロールやカレンダ・グラフなどの表示に、ブルガリアに拠点を置くテレリック(telerik)社のコンポーネントを使用しています。弊社の販売管理パッケージPRISMはtelerik社のコンポーネント(Kendo UI for Angular)を使用して構築されています。

 国内ではグレープシティ社の製品がデファクトスタンダードとなりつつありますが、海外に目を向けると、テレリック社もまた、メジャープレーヤーの1社として認められております。

 それぞれのコントロールが洗練されており、かつ一貫性があることが特徴です。弊社でもこれまで数年にわたって利用しておりますが、操作性において顧客の要望に応えられなかったことはほとんどありません。テレリック社のコントロールを採用することで、短期間でのアプリケーション開発が可能となりました。

 マニュアルやデモが日本語化されていない、国内では普及していないので技術者の確保が困難といったデメリットはあるものの、日本国内においても、将来性の高い製品であると考えております。

3.少人数チームによる効率的な開発

 システム開発における最大のコストはコミュニケーションによるものと言われています。お客様はもちろん、開発者同士のコミュニケーションも、関係者が増えることで指数関数的に増加します。

 大規模な開発プロジェクトでは、コミュニケーションの齟齬によるソフトウェアの品質低下(仕様不足、誤った実装)を防ぐために、きわめて厳密な文書による要求管理が行われます。その管理コストも膨大です。要求の変更を適切に管理することは、開発における永遠の課題ともいえます。

 弊社はまだまだ少人数の企業です。そのことを最大限に生かせるよう、対面・対話でのコミュニケーションを最重視し、ドキュメントは必要最小限のものを作るに留めます。ドキュメントを否定するわけではなく、後々活きたものとするためには、自己防衛のための資料作りに時間を掛けるのは、無駄が多いというのが当社の考えです。開発における生産的な作業=システム制作に時間的資源を集中するよう、プロジェクトを管理します。

 当然ですが、操作マニュアル、機能一覧、データモデル図といった、運用保守に必要となるドキュメントは作成いたします。

制作実績